顎関節症の原因は精神的ストレスや疲労、噛み合わせによるものです。
他には歯ぎしりや食いしばりといったことが原因のケースもあります。
歯ぎしりや食いしばりの習慣があるかたは、
咀嚼筋に疲労が蓄積され、
顎関節に過剰に負担がかかってしまうので、
結果的に、口が開かない、硬いものが食べられないということになってしまいます。

主な症状は顎を動かした時の痛み、顎関節の痛み、雑音です。
ほとんどの場合は上記の症状は複合するので、
日常生活に大きく影響し、
学校生活や社会生活を送れなくなってしまいますので、
症状があるというかたは、
検査や診断をすることをおすすめします。
検査は病歴聴取、単純X線検査によっておこないます。
症状や治療経過によっては、
顎関節鏡視検査といった特殊な画像検査をおこなっていきます。

治療方法はマウスピースを使っての治療や、薬物療法、非外科的治療です。
注意しなくてはいけないのが、
噛み合わせが悪いからといって歯を削る、
冠を被せるなどの非可逆的治療をおこなわないことです。

ほとんどが非外科的治療によって改善することができ、
完治させることは可能となっています。
日常生活で痛みを我慢しているかたは、
治療に前向きになってみてはいかがでしょうか。
痛みのない快適な生活を送ることができます。

谷歯科医院